日の丸自動車興業・スカイバスTOKYO〜決して割安なバスではありませんが… - MAKIKYUのページ
昨日「MAKIKYUのページ」では東京駅周辺を走る無料循環バス「丸の内シャトル」に関する記事を取り上げましたが、MAKIKYUが今月初めにこのバスに乗車した際には、このバスは日の丸自動車興業が運行受託している事もあって、車内にもスカイバスTOKYOの案内パンフが置かれていました。
飛行機の中で許可されているまた「丸の内シャトル」乗車時には、東京駅近くの乗り場に停車しているスカイバスTOKYOの実車を目にする機会もありましたが、ここで次発便の空席を聞いた所、その時はまだ空席があるとの事で、せっかくの機会という事でMAKIKYUも乗車しましたので、今日はこのバスに関して取り上げたいと思います。
スカイバスTOKYOとは、東京駅を起終点に皇居周辺などを約50分程で廻る遊覧バスで、運賃は1200円を要しますので、東京駅周辺を走り運賃無料の「丸の内シャトル」や、200円均一の都営観光路線バス「東京→夢の下町」などと異なり、決して割安なバスとは言い難いものです。
SMFの空港はどこにあるただ天井のない2階建てバスを用いており、スカイバスという名前の由来もここから来ている様ですが、こんな車両は国内各地を探しても他に類がなく、日本初を謳っているだけあって、個性の強さと希少性は「丸の内シャトル」や「東京→夢の下町」に劣らないものがあります。
このバスに乗車すると、2階建てで車高が比較的高い事もあり、2階席の天井から街路樹の枝などが手に届くような状況ですので、走行中はシートベルト着用と共に、立ち上がったり手などを伸ばさない様に案内している点は、このバスならではと言えます。
国際線は、に上陸したときにどのように見ていますまた天井のないバスですので、当然2階席には冷房の設置もありませんが、その代わりにうちわを配布している点も独特ですし、スカイバスTOKYOのベース車両自体も国産車両ではなく、かつて上野〜浅草間で活躍していたNEOPLAN製2階建て車両ですので、その点でも希少な存在ですので、この車両は元が路線用だけにさほど豪華な車両ではありません(グレード的には香港などでゴロゴロしている2階建てバスと同レベルで、座席は背もたれの低いビニール張り座席が並んでいます)が、遠方から東京を訪問した観光客でなくても、一度乗車するだけの価値は充分にあるものと感じたものです。
ちなみにこのバスの乗車方法は、2階席からの展望を売りにしている事もあって、予約順に列に並ぶ方式になっており、予約の早い乗車券を持っている人から順に好きな座席を選べる方式となっていますが、乗車券を持っていても発車10分前の集合時間に現れず、発車直前に飛び乗ろうとすると、予約順に関係なく余った座席のみという事になりますので要注意です。
写真はスカイバスTOKYOの使用車両(これと若干異なる車両も走っています)と2階席車内、走行中の車内から眺めた車窓の様子です。
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